三春町は梅、桜、桃と三つの春が同時に楽しめる町と言われています。
今の三春は街並みに城下町の面影を残しつつ,蔵カフェなど心地よい空間を提供するエキゾチックな町です。町の中心は駅から歩いて30分くらいかかる所にあるためか,磐越東線三春駅の周りにはほとんど何もありません。
三春町の梅
でも、三春町を有名にしているのは,他でもない日本三大桜の三春滝桜です。4月の桜祭りの時期になると観光客が町に溢れ、臨時バスが、駅から、臨時駐車場からひっきりなしに観光客を滝桜まで運んでいます。
滝桜
町には、ベニ枝垂れ桜、枝垂れ桜が3000本あると称しています。その他の桜を入れると一体どのくらいあるのか想像がつきません
三春町歴史民俗資料館のベニ枝垂れ桜
法華寺桜
福聚寺桜
近くから滝桜
そんな三春町に惹かれ、何回も三春町を訪れました。桜や、B級グルメのグルメンチ、名物の三角のほうろく焼き、三春駒、皆それぞれ魅力あるものですが、僕を一番惹きつけたのは3ヶ所ある蔵カフェです。
三春なかまち蔵 一ノ蔵 花かご
ニノ蔵 カフェーブリキイヌ
三ノ蔵 Cafe遊楽
きたまち蔵TENJIN
蔵カフェフローリアン
グルメンチ
三角のほうろく焼き
三月、もう川沿いや城山沿いでは梅の花が楽しめました。
四月、桜祭りでは滝桜は勿論、町中色々の桜で町が桜色に染まります。城山、町を取り囲む寺院、神社、街中の個人宅の桜。でも、桃が見つかりません。観光案内所、カフェ、駅で聞きましたが、ありません。桜祭りが終わると、町に静けさが戻りました。桜川沿い、磐州通り、おまつり通りも、荒町、中町、大町、北町も何時もの街並みに戻りました。街の周囲の山の中の散策路にも静かな三春町があります。
三春駒を忘れていました。
三春駅から歩いて30分くらいの所に、デコ屋敷があります。三春駒や人形などの工房がいくつかかたまってます。どこの工房も鄙びた雰囲気の茅葺きの工房で、人形作りを間近に見ることができます。精巧な人形が手作りで作られて行きます。その流れに時間を忘れます。
人形ですかの声で我にかえるまで。