憧れの水郡線に乗りました.キハE130系気動車は2007年から運転が開始された,比較的新しい気動車で,車両は2種類運行されています.行きは2両編成,帰りは1両編成の気動車と2種類とも乗ってしまいました.ボディの色が水色と朱色と色分けされています.綺麗です.
運転席が片側だけのキハE132/131の連結車両 行き
運転席が両側にあるキハE130 帰り,郡山で同じ車両を連結するところを見てました
ローカル線のイメージを覆すカラフルで綺麗な車両です.中も綺麗です.
発車前.ほとんど乗ってません.
棚倉町は茨城県との県境の町で,戊辰戦争の時は板倉退助軍に急襲されたところです.棚倉城は落城,焼失して,今は石垣と堀だけが残っています.
また,棚倉城が築城される以前は市街地から北側に離れた丘の赤館に館があったそうです.そこで,お寺や,神社には行かず棚倉城跡と赤館を訪ねました.
時の鐘です.川越と姉妹都市だそうです.
城跡は何もなく,周囲にお堀と石垣が残るだけでした.桜の木が沢山.
堀に面して大けやき
赤館は市街地から離れた丘の上にあり,公園になっています.梅が見頃? 桜はまだ!
遠くに市街地を見渡せます.赤館公園
戊辰戦争では,激戦地の1つでした.説明板には仙台藩の「鴉組」と棚倉藩の「十六ささげ隊」が新政府軍に恐れられたと書いてあります.
福島県の中通りは会津への道.白河攻防戦,二本松少年隊が有名ですが,白河とは山一つ隔てた棚倉でもこんなことがあったのですね.
棚倉より北,郡山の東にある三春藩は早々と板垣退助の新政府についたとか,様々な歴史がありますね.そんな関わりか,三春には自由民権運動の河野広中の銅像と,自由民権運動の記念碑があります.しだれ桜の春が楽しみです.