台風19号により阿武隈川流域では広範囲に河川の氾濫が起きました.嵐の夜を郡山で過ごしていると,夜間ひっきりなしにスマホへ緊急情報が連絡されてきました.避難地域を伝える緊急連絡でした.それもそのはずで,中通り,浜通りを主に30カ所で河川の氾濫が起きてしまいました
阿武隈川流域では上流から玉川村・矢吹町・鏡石町,須賀川市,郡山市(2カ所),本宮市,伊達市で河川の氾濫がおきました.
電車やバスは止まっているので,駅まで40分歩いて行くことにしました.
空ははれて,風が強く綺麗でしたが,逢瀬川流域に行くと様相が一変しました,決壊こそ起きなかったものの,川幅いっぱいに濁流が流れ,両側では氾濫していました.
歩いてきた道路には冠水していませんが,上流方向も下流方向も両岸沿いに冠水していました.
ビッグアイ22階から見下ろすと逢瀬川の両岸が冠水しているのがよくわかります.
逢瀬川が奥の阿武隈川に合流するあたりでから左手の下流域にかけては湖のようになっていますが氾濫原です.
こんなに街に近いところで河川の氾濫が起こってしまったことを痛感させられます.
逢瀬川左岸
逢瀬川右岸