横浜大戦争・蜂須賀敬明著

「横浜大戦争」は横浜18区の土地神の少々馬鹿々々しい物語です.地理的なことや区の特徴(土地神の特徴)もわかるので,読んでいて面白い.一気読みしました.ついでに横浜大戦争ー明治編ーまで読んじゃいました.

明治編では18区以外に,横浜の大神,橘樹の大神,久良岐の大神,都筑の大神,鎌倉の大神が出てきます.都筑区ができるに当たっては,地元から由緒ある「都筑」を復活させる要望があり実現したと聞いてます.

横浜に50年近く住んでいると色々な区と関わりを持ちます.大学に通った頃は,金沢区,西区,中区くらいしか知りませんでしたが,横浜に住むようになると,南区のごちゃごちゃとした下町とアパートのある山の手や,元町など中区にも行くようになってきました.この頃は,今のみなとみらい地区は三菱造船所で,もっと機械々々したところでしたね.勤め始めてからの住まいは,南区から磯子区港北区都筑区と転々としました.勿論,西区(横浜駅周辺)や中区(中華街,元町,山の手)にはしょっちゅう通ってました.こうしてみると.鶴見区神奈川区青葉区紀伊國屋に買い物に行ったことがある),緑区瀬谷区泉区,戸塚区,栄区港南区とは縁がなかったとつくづくと思いました.都筑の土地神を応援したくなりますが.